2023年04月

IMG_20230429_0001
今朝の京都新聞「まちかど」で、5月4日に開催する第4回事業「やってみよう、手話」のお知らせを掲載して頂きました💗

字数の関係で詳しくは載せて貰えなかったので、再度チラシを掲載します。
共に生きる会 大宮グッドF2023A
昨年11月3日(日/祝)、大成功で終えることができたNISSHA本館での『ヒゲの校長』上映会のあと、中川真奈さん(一番左)から「またライブをやりたい」と声掛けをいただきました。直ぐに閃いたのが「大宮グッドフェスティバル」の野外ステージでした。このイベントは今年11回目を数え、毎年5月4日に固定しています。

無料でいろいろ楽しめることから大勢の方が集まりますので、手話のことを広く知って貰うには最適の場所だと考えました。

けれど今年のゴールデンウィークは、これまで長く我慢を強いられてきた状態から解放されるとあって、皆さん旅行や行楽と計画されていることもあり、まだ「手話教室」予約状況に余裕があります。

大宮フェス実行委員会によれば、今年は野外ステージに立つ希望者が多くて、出入りを含めて各団体持ち時間が20分と短いです。その中で手話への関心をもってもらうには、バリアフリーユニット「由奈feat一文字鷹」メンバーの一文字鷹さんの手話表現歌が最も聴衆のこころに響くと思います。由奈さんの美しい歌声と、伴奏をしてくださる田中佑季さんのバイオリンの音色も同様に。

お時間に余裕がある方は、ぜひ阪急「大宮」駅前/嵐電「四条大宮」駅前の「大宮グッドフェスティバル」野外ステージ広場にお越しください!

MCを担当して下さる中川さんに、指文字を体験する「やってみよう、手話」教室への参加をステージから呼びかけて貰いましょう。皆様もお知り合いにご紹介いただければ助かります。参加費は1000円(入館料込み、後述の特製指文字をデザインしたクリアファイル付き)で先着25名です。

お天気が心配ですが、今朝の天気予報では4日は曇り。万一雨の場合は、野外ステージが中止になりますので、夕方6時から開催する指文字教室の最初に歌ってもらいます。どうぞ一日中、傘の出番がありませんように。私はいつもの通り、お利口なテルテル坊主さんに好天になるよう「力を貸して」と祈りましょう。

さて、当日披露して下さる『光の音色-いつか拡がる明日を信じて-』とこの日に間に合うように作って下さった『手話あいうえお-明日は輝くさ-』の歌詞カードが中川さんから届きました。

S__707231749
「やってみよう、手話」の指文字体験教室にピッタリの歌詞。頭の文字を縦に読むと「あしたはかがやくさ」になります。
IMG_2887
友達の西岡りきさんにデザインして貰ったこの特製ファイルをテキストにして、手話通訳や聾者の支援をされている方、「由奈feat一文字鷹」さんの指導を受けながら、指文字の「あいうえお」を学び、新曲『手話あいうえお-明日は輝くさ-』を手話で表現できるようになったら良いですね。

20時までには終了の見込みです。『ヒゲの校長』ロケ地を素敵な水彩画で描いた小畠由佳理さんも来てくださいます。久しぶりの再会を私も楽しみにしております。

5月4日、多くの皆様とお会いできますように!!!!!





共に生きる会 大宮グッドF2023A
もうすぐゴールデンウイーク。マスク無しでもよくなったので「思いっきり連休を楽しもう」と、あれこれ計画を立てられていることでしょう。その計画の中に組んでいただければ嬉しいと、5月4日に開催する催しのご案内をさせて頂きます。

例年5月4日「みどりの日」に京都市内の阪急「大宮」駅と嵐電「四条大宮」駅がある駅前広場をメイン会場、周辺のライブハウスやカフェ、神社境内、公園などを会場に「大宮グッドフェスティバル」が開催されます。私が普段活動しているおもちゃ映画ミュージアムでも、アニメーションのワークショップやジャグリングの会場になるなど協力をしてきました。

大宮周辺が今後も住みやすくて親しみやすい街であるために、この地を訪れてその魅力を知って貰いたいと、地元の若者たちが中心になって2013年から始まったこの取り組みは、今年11回目を数えます。

コロナ禍で2020年から昨年までは配信ライブや人数限定での開催でしたが、今年は段階的に「駅前ロータリー」会場のみでリアル開催されると知り、それならば、広く手話への理解を深めていただく機会になればと、バリアフリーユニット「由奈feat一文字鷹」によるライブパフォーマンスで参加することにしました。

4人編成のバリアフリーユニット「由奈feat一文字鷹」とは、昨年11月3日「手話映画をNISSHA本館(国・登録有形文化財)で観よう!」を実施したときに知り合いました。上映した手話映画『ヒゲの校長』のエンディング曲『光の音色ーいつか拡がる明日を信じて―』を歌っていたのがこのグループでした。当日の様子はYouTubeで第1部第2部として公開していますので、良ければご覧ください。

高い天井の本館内で、バイオリンの音色に合わせて歌う由奈さんの歌声と一文字鷹さんの手話表現歌がとても美しく、耳にも心にも響きました。その満足感があったところに、代表者の中川真奈さんから「いつかまたライブをやりたい」との声をお聞きして、直ぐに今回のライブ出演を思いつきました。「せっかくならその時に新曲を披露しては?」とダメもとで持ちかけもしました。

昨年の上映会前に、急遽思いついて10月5~30日に「映画『ヒゲの校長』資料展」を開催したところ、広範囲からたくさんの人が見に来て下さり、その多くが聾の方とその方たちを支援されている方々でした。正直、世の中にはこんなに多くの聾者の人がおられるのだと驚きました。居合わせた人同士が手話で交流されているのをみて、学校でABCのアルファベットを習うように、手話のせめて指文字を習い、誰もがそれを使えるようになれば良いなぁと思いました。その時から、この映画で知り合った聾者の小畠由佳理さんと「手話の初歩教室」を実施できたらいいね」と話していました。

そこで、5月4日「大宮グッドフェスティバル」のライブパフォーマンスに続けて、夕方から指文字を習う手話の初歩教室をすることに決めました。そのことを「由奈feat一文字鷹」(映画の時の「中川由奈feat一文字鷹」を改称)の中川真奈さんに伝えたら、ライブに間に合うように「新曲を作る」と連絡がありました。それがチラシに掲載した『手話あいうえお―明日は輝くさー』です。5月4日はその新曲初披露になります‼

当団体副代表で『ヒゲの校長』の谷進一監督が4日は本業の訪問看護師の仕事なので、それを終えてから駆けつけて下さる18時から、「やってみよう、手話」を開催します。指文字を学ぶテキストにしようと、A4判特製クリアファイルを用意しました。
IMG_2887

それが、これ‼ イラストレーターの友人、西岡りきさんにデザインして貰いました。西岡さんは、1975年5月号から『大相撲』熱戦グラフを描いておられるイラストレーターです。1976年2月から始まったテレビ朝日「徹子の部屋」よりも長いキャリアですね。また『子どもが喜ぶ懐かしいお菓子』(2003年)や『おじいちゃんのふしぎな動物園』(2009年)などの本も出しておられます。

表は自分指文字、裏面は相手から見た指文字を白手袋で表現しています。予算がないので少数限定で、「やってみよう、手話」教室の参加者にプレゼントします。

会場のおもちゃ映画ミュージアムは、家内で京友禅の型染をしていた築100年を超す京町家。狭いので定員は25名(予約優先)で参加費1000円(入館料込み、特製クリアファイル付き)です。できるだけ住民の方から諸々相談を受ける窓口の仕事をされている方に受講して貰えたら良いなぁと思っています。

指導者には、谷監督始め11月3日の時に手話通訳していただいた北東睦美さん、水彩画で映画ロケ地をスケッチされた小畠由佳理さんです。それにステージを終えた「由奈feat一文字鷹」さんらにもお手伝いをお願いしてます。指文字を習ってから、少しでも『手話あいうえお―明日は輝くさー』の曲に合わせて指文字で表現出来たら良いですね。

「やってみよう、手話」は京都市中京区の赤い羽根共同募金の助成をうけて開催します。どうぞ皆様、5月4日は大宮グッドフェスティバルの野外ステージ(11時開始、参加自由、無料)をお楽しみいただいて、夕方から指文字を体験して学ぶ教室にお越しください‼ 

お申し込みは「共に生きる会」(おもちゃ映画ミュージアム内)の太田まで。電話075-803-0033、ファクス075-803-0034、電子メールfumiyo@toyfilm-museum.jpへお願いいたします。

なお、余り考えたくないことですが、万が一大雨に見舞われた場合は、野外ライブは中止(当日朝実行委員会が判断し、決定)になります。その場合「由奈feat一文字鷹」のライブは、18時からおもちゃ映画ミュージアム内で実施することにし、引き続いて指文字を学ぶ教室にします。関心を寄せて下さる皆様、どうぞテルテル坊主さんを作って好天を祈って下さいね。

それでは、5月4日にお会いしましょう‼



2023年4月6日京都新聞対向面
残念な気持ちで、この記事を読みました。発足したばかりで少子化問題を担当する「こども家庭庁」がここで登場するというのも意外でした。もしかしたら、同庁にとって最初の仕事だったのかも。同庁が発した「除斥期間の解釈適用に関し、本件にとどまらない法律上の重大な問題を含んでいる」とのコメントを読みながら、この庁は、弱者救済のための組織ではないのかしら?と疑問符が付き、ため息もつきました。「こども家庭庁」と響きはほんわかしていますが、実態は血も涙もない庁?

国はつまらぬメンツにこだわっているのかもしれませんが、原告の人々に残された時間は少ないです。この上の裁判となると精神的肉体的負担は計り知れず。同じ訴訟では高裁と地裁あわせて7件で国に対して賠償命令が出ています。もはや国が被害者らに謝罪して、一刻も早く救済に向けて動き出すべき時期だと思います。思いやりのある政治的判断を求めます。

↑このページのトップヘ