今朝から大勢のお客様が映画『ヒゲの校長』資料展に来てくださっています。午後からこの映画のクラウドファンディング賛同者の方たちをお招きして、先行上映会が京都市内で開催されるので、その前に立ち寄って下さいました。予告編もご覧いただいているので「なお一層、映画を観るのが楽しみ💗」と仰っていました。
ずいぶん遠くからもお越しで、幅広い地域からこの映画を応援して下さったのだとわかり、皆様の温かい思いやりが伝わってきました。映画の主人公髙橋潔が校長を務めていた「大阪市立聾学校」同窓会会長ご一家の皆さんも訪ねて来てくださいました。来館者の中にはこの学校の卒業生の方が幾人もおられ、皆さん懐かしそうに展示をご覧になっています。
メモパッドも用いながら会話していると、手話は手だけでなく、顔の表情や、口の動き、体全体を使った言葉なのだと思います。コロナ禍でマスク着用が求められた日々にあっては、聾者の方たちのコミュニケーションにも多大な影響が及んだことでしょう。
簡単な単語を一つずつ覚えて、使ってみると良いですね。今回の取り組みが、そのひとつの契機になればと思います。
さて、先行上映会に合わせたかのように今朝の京都新聞総合面で、『ヒゲの校長』が完成し、資料展が開催されていることを紹介して貰いました。新聞の力は大きいので、これまで手話に関心がなかった方の目にも触れて、興味を持つ人が増えたら良ですね。
この映画の広報スタッフさんが、チラシを作って下さいました。展示は10月30日までです。残り僅かな期間ですが、ご都合よければぜひお運びくださいませ。このチラシ下のQRコードを読み取っていただけましたら、今後の上映スケジュールがお分かりいただけます。
今朝は、NHK連続テレビ小説「舞い上がれ!」の一週間ダイジェスト版を見てから、いつものように古い京町家を再活用した「おもちゃ映画ミュージアム」に出てきました。多忙もあって朝ドラを見る機会は減っていたのですが、10月7日付け京都新聞「梵語」を読んで、「見なきゃ!」と思うように。
記事を読んで初めて知ったのですが、このドラマの脚本を書かれたのが、元上司だった方のお嬢さんでした。歌会始に招かれた時に着る着物をお母さまとお嬢様が買いに行かれた折の話を、当時南部支社長だった桑原毅さんがとても嬉しそうに話して下さったのをよく覚えています。桑原亮子さんは重度の聴覚障害をお持ちだったことを今まで知らずにいましたが、こうして「書く」立派な仕事をされていることを、きっと桑原さんは天国で喜んでおられることだろうと思います。
「床を伝って声の振動が自分のところまで来た」という表現は、今日のお客様からも聞きました。いつものように手回し映写を使って映写体験をしていただいたのですが、余りに目を輝かせて嬉しそうにされたので、つい「本当はこのカタカタ鳴る音を聞いてもらいたかった」と言ってしまいました。その時、彼女は「大丈夫、ハンドルを回す手から振動が伝わってきたからわかります」と仰ってくださいました。体全体で聴覚をカバーされているのですね。
こうして書いている間にも、次から次と資料展をご覧になりに来てくださっています。いろんな方とメモパッド片手に、ついでに身振り手振りも交えて、おしゃべりして、楽しい毎日が続いています。お陰様です💗💛💖
ずいぶん遠くからもお越しで、幅広い地域からこの映画を応援して下さったのだとわかり、皆様の温かい思いやりが伝わってきました。映画の主人公髙橋潔が校長を務めていた「大阪市立聾学校」同窓会会長ご一家の皆さんも訪ねて来てくださいました。来館者の中にはこの学校の卒業生の方が幾人もおられ、皆さん懐かしそうに展示をご覧になっています。
メモパッドも用いながら会話していると、手話は手だけでなく、顔の表情や、口の動き、体全体を使った言葉なのだと思います。コロナ禍でマスク着用が求められた日々にあっては、聾者の方たちのコミュニケーションにも多大な影響が及んだことでしょう。
簡単な単語を一つずつ覚えて、使ってみると良いですね。今回の取り組みが、そのひとつの契機になればと思います。
さて、先行上映会に合わせたかのように今朝の京都新聞総合面で、『ヒゲの校長』が完成し、資料展が開催されていることを紹介して貰いました。新聞の力は大きいので、これまで手話に関心がなかった方の目にも触れて、興味を持つ人が増えたら良ですね。
この映画の広報スタッフさんが、チラシを作って下さいました。展示は10月30日までです。残り僅かな期間ですが、ご都合よければぜひお運びくださいませ。このチラシ下のQRコードを読み取っていただけましたら、今後の上映スケジュールがお分かりいただけます。
今朝は、NHK連続テレビ小説「舞い上がれ!」の一週間ダイジェスト版を見てから、いつものように古い京町家を再活用した「おもちゃ映画ミュージアム」に出てきました。多忙もあって朝ドラを見る機会は減っていたのですが、10月7日付け京都新聞「梵語」を読んで、「見なきゃ!」と思うように。
記事を読んで初めて知ったのですが、このドラマの脚本を書かれたのが、元上司だった方のお嬢さんでした。歌会始に招かれた時に着る着物をお母さまとお嬢様が買いに行かれた折の話を、当時南部支社長だった桑原毅さんがとても嬉しそうに話して下さったのをよく覚えています。桑原亮子さんは重度の聴覚障害をお持ちだったことを今まで知らずにいましたが、こうして「書く」立派な仕事をされていることを、きっと桑原さんは天国で喜んでおられることだろうと思います。
「床を伝って声の振動が自分のところまで来た」という表現は、今日のお客様からも聞きました。いつものように手回し映写を使って映写体験をしていただいたのですが、余りに目を輝かせて嬉しそうにされたので、つい「本当はこのカタカタ鳴る音を聞いてもらいたかった」と言ってしまいました。その時、彼女は「大丈夫、ハンドルを回す手から振動が伝わってきたからわかります」と仰ってくださいました。体全体で聴覚をカバーされているのですね。
こうして書いている間にも、次から次と資料展をご覧になりに来てくださっています。いろんな方とメモパッド片手に、ついでに身振り手振りも交えて、おしゃべりして、楽しい毎日が続いています。お陰様です💗💛💖