11月21日に最初の事業「映画と語りで知る『ストーマ』のこと」を開催した折り、参加いただいた皆様にお配りしたこの八つ折りリーフレット、ありがたいことに「活用する」と仰って下さる人が幾人もおられ、「作って良かった‼」と思っています。
ところが、今頃になって1カ所誤りがあることに気付きました。それが、食前と食後のイラストが逆になっていたことです。編集時の配置誤りだと思います。正しくは、下掲の通りです。すみません。
食前は、食べる仕草をして、掌を自分に向けながら引き寄せます。
食後は、食べる仕草をしてから、掌を相手に向けて前に進めます。「お腹が満腹で、もう入らないから結構よ」という意味かと思ったら、当日手話通訳をしてくださった谷さんによれば、自分の位置より先が未来(後)で、自分の位置より後ろが過去(前)になるのだそうです。ちょっとわかりにくいですね。
さて、昨日の京都新聞家庭面にこんな記事が載っていました。
ちょっと読みにくいかもしれませんが、潰瘍性大腸炎患者は国内に約22万人もおられるそうです。先に紹介した医師の石井洋介さんは10代の時に、この病気になり、大腸を全摘されました。薬物治療をしても効かない場合は、この方法が標準治療なのだそうです。
多いのは20~40歳代の働き盛り。治療で普通の生活が送れるようになりますが、根治せず、生涯に亘って再発を繰り返すのだそうです。厄介ですね。国の難病に指定されています。食事で食物繊維の摂取が減り、高カロリー、高脂肪食を摂るようになり、寝不足で、ストレスを多く抱えていると、腸内細菌が乱れて、この病気を起こしやすくなるのだとか。今後30万人にまで増えると予想されていて、心配です。
石井さんが仰るように、体からの「大」きな「便」りを毎日チェックして、変だと思ったら、直ぐに診て貰うことが大切ですね。
さて、11月21日に「真山亜子のストーマちゃん物語」を聞かせて下さった声優の真山さん。5日に譚倶楽部の35回公演に出演され、池波正太郎原作『力婦伝』を熱演されました。袴姿がきりりと美しいですね。
講演をお聞きしてから、もう17日も経っちゃいました。ボーッとしているうちに、今年が終わっちゃいます。しっかりやらねばならぬことを、急がねば。皆様もコロナやインフルエンザにかからぬよう、気を付けながら、健やかにお過ごし下さいね。